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東京高等裁判所 平成3年7月15日 判決
1.団交の行き詰まりの打開を図るため病院従業員が指名ストを行うに当たって、あらかじめ患者の生命・身体の安全確保に十分な配慮をし...
1.団交の行き詰まりの打開を図るため病院従業員が指名ストを行うに当たって、あらかじめ患者...
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大阪高等裁判所 平成3年2月26日 判決
チェック・オフは具体的に発生した労働者の賃金請求権の処分に当たるものであるから、各労働者の意思に基づいて行うことが必要であり、...
チェック・オフは具体的に発生した労働者の賃金請求権の処分に当たるものであるから、各労働者...
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大阪地方裁判所 平成3年8月27日 判決
使用者と従業員との間に、懲戒解雇事由につき、就業規則等による具体的定めがなければ、使用者は、たとえ従業員に企業秩序違反の行為が...
使用者と従業員との間に、懲戒解雇事由につき、就業規則等による具体的定めがなければ、使用者...
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東京地方裁判所 平成3年4月8日 判決
就業規則の懲戒解雇規定に該当する行為があり、経理部長として会社に対する職務専念義務、忠実義務を負いながら無許可で他の会社の代表...
就業規則の懲戒解雇規定に該当する行為があり、経理部長として会社に対する職務専念義務、忠実...
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東京高等裁判所 平成3年2月20日 判決
経歴詐称により雇用された上、数回の逮捕、有罪確定判決を受けながら成田空港反対闘争に参加するなど、反省の態度がみられず、既成の社...
経歴詐称により雇用された上、数回の逮捕、有罪確定判決を受けながら成田空港反対闘争に参加す...
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最高裁判所第一小法廷 平成3年9月19日 判決
2回にわたり懲役刑を受けたことおよび経歴詐称をしたことが就業規則所定の懲戒解雇事由に該当する上、その他の言動を考慮して、懲戒解...
2回にわたり懲役刑を受けたことおよび経歴詐称をしたことが就業規則所定の懲戒解雇事由に該当...
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千葉地方裁判所 平成3年1月23日 判決
役員報酬が高額すぎるという批判、会議における暴言、役員に対する反発等を理由とする解雇が、職場の規律維持、業務の円滑な遂行を妨げ...
役員報酬が高額すぎるという批判、会議における暴言、役員に対する反発等を理由とする解雇が、...
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神戸地方裁判所 平成3年3月14日 判決
企業における昇格・降格等は、その企業の使用者の人事権の裁量行為であって、就業規則その他に根拠を有する労働契約上の懲戒処分ではな...
企業における昇格・降格等は、その企業の使用者の人事権の裁量行為であって、就業規則その他に...
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大阪高等裁判所 平成3年9月24日 判決
会社の職制が行った共産党員である従業員に対する観察、情報の収集は、使用者の従業員に対する監督権の行使として許される限界を超え、...
会社の職制が行った共産党員である従業員に対する観察、情報の収集は、使用者の従業員に対する...
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岡山地方裁判所 平成3年7月10日 判決
駅売店勤務者の踏切看守への業務就労命令は、職務内容及び勤務場所に実質的な差異があるので、配置転換命令に当たるが、人選の過程や内...
駅売店勤務者の踏切看守への業務就労命令は、職務内容及び勤務場所に実質的な差異があるので、...
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横浜地方裁判所 平成3年4月26日 判決
割愛要請をした配転先の要望に必ずしも添わず、代替者が多いにもかかわらず、配転を希望しない組合活動家を配転対象者とした人選は異常...
割愛要請をした配転先の要望に必ずしも添わず、代替者が多いにもかかわらず、配転を希望しない...
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大阪高等裁判所 平成3年8月9日 判決
配転について業務上の必要が存し、人選に不合理な点はなく、他の不当な動機・目的をもってなされたとも認められず、労働者が被る不利益...
配転について業務上の必要が存し、人選に不合理な点はなく、他の不当な動機・目的をもってなさ...
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名古屋地方裁判所 平成3年5月31日 判決
私的年金制度を廃止し、廃止時点までの年金を凍結して退職時に一時金で支払うことを内容とする就業規則の変更が、労働条件の不利益変更...
私的年金制度を廃止し、廃止時点までの年金を凍結して退職時に一時金で支払うことを内容とする...
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東京地方裁判所 平成3年3月22日 判決
航空機内清掃作業者の腰痛は、業務の内容からみて業務との間に相当因果関係があり、嘱託医の指示に反して適切な処置をとる必要があるに...
航空機内清掃作業者の腰痛は、業務の内容からみて業務との間に相当因果関係があり、嘱託医の指...
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大阪高等裁判所 平成3年10月25日 判決
安全配慮義務は、ある法律関係に基づいて特別な社会的接触の関係に入った当事者間において、当該法律関係の付随義務として、当事者の一...
安全配慮義務は、ある法律関係に基づいて特別な社会的接触の関係に入った当事者間において、当...
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最高裁判所第一小法廷 平成3年4月11日 判決
下請企業の労働者が社外工として注文者の事業場で、注文者が管理する設備、工具等を用い、事実上注文者の指揮監督を受けて稼働し、その...
下請企業の労働者が社外工として注文者の事業場で、注文者が管理する設備、工具等を用い、事実...
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和歌山地方裁判所 平成3年11月20日 判決
休業補償給付の請求権の消滅時効は、各休業日の支給分ごとに、労働者が業務遂行性及び業務起因性を基礎づける事実を認識した後であり、...
休業補償給付の請求権の消滅時効は、各休業日の支給分ごとに、労働者が業務遂行性及び業務起因...
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東京地方裁判所 平成3年10月28日 判決
頭部外傷後遺症である精神障害が、就労可能な職種の範囲を相当な程度に制限するものであり、障害等級9級に該当するとされた例
頭部外傷後遺症である精神障害が、就労可能な職種の範囲を相当な程度に制限するものであり、障...
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名古屋高等裁判所 平成3年4月24日 判決
労災保険法42条の規定は、時効による保険給付請求権の消滅につき規定したものであって、時効の起算点は、権利の行使につき法律上の障...
労災保険法42条の規定は、時効による保険給付請求権の消滅につき規定したものであって、時効...
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山口地方裁判所 平成3年2月21日 判決
トラック運転手のくも膜下出血は、業務が精神的又は肉体的に過重な負担となったとは認められず、基礎疾病の自然的悪化により発症したも...
トラック運転手のくも膜下出血は、業務が精神的又は肉体的に過重な負担となったとは認められず...