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[2019.11.22]

BOOK REVIEW『最軽量のマネジメント』

山田 理 著
サイボウズ株式会社 取締役副社長 
B6判/272ページ/定価1400円+税/サイボウズ式ブックス 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 本書はグループウェア事業で国内最大手のサイボウズ副社長である著者が、組織における「マネジャー」の機能について語る一冊だ。しかし、本書にはサイボウズ社の成功談や、マネジメントの極意たるものは登場しない。一貫して述べられているのは、「マネジャーの仕事はもっと減らすことができる」という著者の経験に裏打ちされた強い思いだ。

 日本企業における、社長の下に役員がいて、その下に部長、課長……と続く役職のピラミット構造は、かつては情報の集約に効率的な仕組みであった。しかし、オンラインで全員が情報を共有できる現代において、このピラミット構造は意味をなさないのではないかと著者は指摘する。硬直した組織を「変えたい」と思いながらも権限を与えられていないマネジャーでも、治外法権的にチーム内で「軽やかな」マネジメントを実現することができる。このことを、本書ではサイボウズ社内での実践例を踏まえて紹介している。

 「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズは、独自の多様な人事制度でも知られる。創業直後から同社の経営に携わってきた著者自身によって、ベンチャーとして厳しい環境にあった時代から現在のサイボウズにたどり着くまでの道のりが赤裸々に語られていることも本書の特徴の一つだ。著者が提示する「マネジャーが果たすべき役割の本質」は、あらゆる組織のマネジャーに、自身で責任を抱え込みすぎず、「減らす」「解放する」ことへの気づきをもたらすだろう。

 



最軽量のマネジメント

内容紹介

働き方改革のリーディングカンパニーと呼ばれる「サイボウズ」の人事制度を築き上げた副社長、山田理の初の著書。形だけの働き方改革でいちばん損しているのは、「上」と「下」の間で板挟みの中間管理職だった。リーダーに、すべてを背負わせるのは、もうやめよう。「これからのマネジャーはどうすべきか」という重荷ではなく「どうすればマネジャーの仕事を減らせるのか」という軽やかさを示したい。本書は、寄せられた過度な期待と責任から、マネジャーを解放するための本です。

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