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[2019.02.22]

BOOK REVIEW『小さな会社の〈人を育てる〉賃金制度のつくり方』

山元浩二 著
日本人事経営研究所株式会社 代表取締役 
A5判/232ページ/定価1650円+税/日本実業出版社 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 本書は、人材育成の仕組みづくりコンサルタントとして中小企業の生産性向上に取り組んできた著者が、「賃金は社員の成長のバロメーターである」という考えの下、中小企業にマッチする"人を育てる賃金制度"づくりを解説する実務書である。ただし本書の力点はそこだけではない。著者は、新しい賃金制度の導入・運用を考える前の段階で「経営計画」と「評価制度」を適切に構築する必要があると指摘する。中小企業のリーダーが中小企業ならではの課題を克服し、賃金制度をうまく"活用"して強い組織作りを達成するための仕組み、それが著者独自の「ビジョン実現型人事評価制度」である。

 第1章では中小企業のリーダーが陥りがちな「賃金制度に対する3つの誤解」を取り上げ、賃金制度が経営計画と評価制度に連動する根拠について解説する。続く第2章では評価制度と連動した給与設計について4つのステップで説明している。第3章では、給与・賞与が一貫性のある基準を持って定まっていない場合の多い中小企業において、現在の給与を新しい賃金体系に移行するためのステップとノウハウを解説する。そして第4章では賃金制度を実際に運用するために、固定給の調整方法や賞与の分配ルールなどの詳細について解説している。

 しかし、ここまでの内容を理解しても、賃金制度の設計は第5章を読んだあとにしてほしいと著者は述べる。第5章で詳述される「ビジョン実現型人事評価制度」は、中小企業のリーダーに不足しがちな2つの力=部門をマネジメントする力と部下を育成する力を高めるための仕組みであり、経営計画・評価制度・賃金制度を連動させるキーになるものと著者は位置付けている。社員の成長が組織を育み、評価制度と賃金制度が成長の勢いを後押しする。制度づくりの各論のみにとらわれず、目指すゴールの在り方を再認識できる一冊である。

 



小さな会社の〈人を育てる〉賃金制度のつくり方

内容紹介

30代前後の社員のやる気が上がる!「えんぴつなめなめ社長が決める」を解消!働き方改革、生産性向上、同一労働同一賃金を実現!18年間で約500社を成長に導いた人事評価制度の超プロが実際に使っている導入ノウハウを公開!賃金制度の作成、移行、運用に必要な各種エクセルシートもダウンロードできるようになっているので、本書の順番通りに進めていただくだけで、「人を育てる賃金制度」が完成、運用できます!

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