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[2018.08.24]

BOOK REVIEW『人事管理 ―人と企業、ともに活きるために―』

平野光俊 江夏幾多郎 著
A5判/306ページ/定価2100円+税/有斐閣 


BOOK REVIEW 
人事パーソンへオススメの新刊



 昨今、働き方改革、同一労働同一賃金をめぐる法改正などの話題がニュースをにぎわし、あらためて人事管理が社会的に重要なテーマの一つとして認識されている。このように企業と働く人々を取り巻く環境がめまぐるしく変化する中、本書は豊富な学術的知見に基づいて、これまでの人事管理の考え方と仕組みを振り返り、さらに現在の課題を議論することで、人事管理の「これから」を洞察するヒントを提示する。

 第1部では、「人事管理の原理」と題し、人事管理の成り立ちや組織とのかかわり、システムとしての人事管理等について、過去の研究成果をさらって現状を俯瞰し、あるべき姿を模索していく。続く第2部では、「人事管理のバリューチェーン」について解説する。人事管理のバリューチェーンとは、社員の格付けや採用・退出、配置、評価、人材育成といった個別の活動領域の連携を指し、経営目標の達成や人事管理が目指すものの下で整合性をもつことが鍵となる。ここでは、その活動領域ごとに基本概念から過去の流れに触れ、実務において課題となる点に考察を加えている。第3部は「人事管理の現場」として、非正社員の基幹化や働き方改革、国際的人事管理など、近年注目が増しているテーマをみる。

 学生と人事実務担当者を読者に想定する本書のコンセプトの一つは、「学術としての人的資源管理論と実務としての人事管理を架橋する」ことにあり、全編を通してアカデミックな内容がふんだんに盛り込まれている。そして、その知見を踏まえた上で、実務を担う際に直面する問題・課題を取り上げて解説しており、種々の事象について実践的に考えるための"一貫した視座"を得ることができる。人事管理の「これまで」と「これから」を知るための教科書として、ぜひ一読いただきたい。

 



人事管理 ―人と企業、ともに活きるために―

内容紹介

岐路に立つ日本企業の人事管理の、過去に学び、今を知り、未来を考えるために、経営の視点と人の視点との接合を模索しつつ、人的資源管理論の知見に基づいて一連の実務を解説。企業が経営を持続させ、かつ、個々の従業員が職業生活を実りあるものにするために、人事管理はどうあるべきか。「経営の視点と人の視点」「過去と未来」「学術と実務」という、一見対立する3つの観点を架橋して考える。より対等な雇用関係を目指して、岐路に立つ日本企業の人事管理の、「これまで」を振り返り「これから」を展望。多くの現場が直面するトピックスも豊富に取り上げた、時代の要請に応える新しいテキスト。

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