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[2014.02.24]

パタニティ・ハラスメント

公開日 2014.2.24 深瀬勝範(Fフロンティア 代表取締役・ 社会保険労務士)

パタニティ・ハラスメント(ぱたにてぃ・はらすめんと)

 男性労働者が育児休業を取ったり、育児のための短時間勤務やフレックス勤務をしたりすることを、会社や上司が妨げる行為のこと。「パタニティ(paternity)」とは、英語で「父性」を意味し、女性が妊娠・出産を理由として解雇・雇止めなどの不利益な取り扱いを受けたり、会社や上司から嫌がらせを受けたりする「マタニティ・ハラスメント」の男性版として使われるようになった言葉である。
 連合が2013年12月に実施した「パタニティ・ハラスメント(パタハラ)に関する調査」によると、子どもがいる男性労働者のうち、パタハラをされた経験がある人の割合は11.6%に及び、内容としては「子育てのための制度利用を認めてもらえなかった」(5.5%)、「子育てのために制度利用を申請したら上司に“育児は母親の役割”“育休をとればキャリアに傷がつく”などと言われた」(3.8%)などが多かった。
 パタハラが生じる原因としては、「上司や同僚の理解不足・協力不足」「会社の支援制度の設計や運用の徹底不足」「職場の恒常的な業務過多」などの職場や業務に関することが挙げられるが、それ以外にも「(男は仕事、子育ては女の役割といったような)性別役割分担意識」があるものと考えられている。
 なお、「パタニティ・ハラスメント」や「マタニティ・ハラスメント」はいわゆる和製英語で、英語圏では、妊婦に対する差別として「Pregnancy Discrimination」などの言葉が使われることが多い。

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