jin-jour(ジンジュール) |人材育成、リーダーシップ、モチベーション、メンタルヘルス対策など 人事の視点から、働く人と会社の関係を元気にする情報を発信

ログイン
MENU

メニュー

×

[2013.07.26]

BOOK REVIEW『戦略的な役員報酬改革』

村中 靖 著
デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 ディレクター
A5判/216頁/2900円+税/税務経理協会

BOOK REVIEW人事パーソンへオススメの新刊



経営を担う重責に対して、日本企業の役員報酬は欧米企業と比べて低すぎる、という話題がしばしば上る。固定報酬と業績連動報酬のウエート、長期・短期インセンティブ、現金報酬とエクイティ報酬の組み合わせ――水準面は置いたとしても、ここ20年ほどの間に各社の報酬制度設計は、欧米型インセンティブの導入やガバナンスの考え方の変化、さらには税務・会計面の制度変更を受けて多様化が進んだのは事実だ。

その反面、そうした多様化を経た現在の役員報酬制度は、各社の経営戦略とどの程度連動しているのか。あるいは、戦略実行をリードする役員のあるべき姿を示す仕組みとなっているのか――それが著者からの問い掛けだ。

本書は書名のとおり、税務や法的知識ではなく、戦略視点にフォーカスして役員報酬改革を解説している、稀有(けう)な一冊である。そのキモというべきCHAPTER7「役員報酬の改革・見直し」では、報酬戦略の考え方、報酬の構成要素、賞与や各種インセンティブなど、改革の具体論が独自の水準調査データと合わせて、ポイントを押さえて紹介されている。

加えて特徴的なのは、常勤取締役のみにとどまらず、執行役員、社外取締役、監査役、使用人兼務役員のそれぞれについて、章を割いて報酬決定のトレンドや課題、具体的なプロセス等を説明している点。経営戦略に根差した報酬制度改革を俯瞰的に検討する場合も、より具体的に掘り下げる際にも役立つ一冊と言える。





戦略的な役員報酬改革

内容紹介
制度改革の実践的な手法をふんだんに盛り込む、他社の報酬水準を含む統計データや、最新の実務を反映、グローバル化に伴う影響、海外経営幹部の報酬制度についても言及。経営の方向性と整合する「あるべき役員像」の構築等を通じて、戦略的な役員報酬制度の構築を目指す。 

管理職のeラーニング講座、お試しできます

無料トライアル受付中

禁無断転載
▲ ページの先頭に戻る

ログイン

×

人事・労務に役立つ商品・サービス検索

  • カテゴリとジャンルから検索

検索

注目商品ランキング 新着商品