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労働保険・社会保険の基礎知識 [2012.03.02]

労働保険・社会保険の種類


 私たちの生活には、失業する、病気になる、年をとって働けなくなる等のさまざまなリスク(これを「保険事故」といいます)があります。これらのリスクが発生したときに、収入がなくなったり、多額の医療費がかかったりすると、私たちは生活できなくなってしまいます。こういう事態に陥ることを避けるため、普段から国が運営する保険に加入しておいて、リスクが発生したときには、そこから当面の生活のための給付金が支払われたり、医療費の一部が支払われたりすることになっています。
 このような国が運営する保険の仕組みを「労働保険・社会保険」と言います。
 人事部は、労働・社会保険の加入・脱退(被保険者資格の得喪)、保険給付の申請、保険料の徴収・納付などの諸手続きを行います。
 ここでは、労働保険・社会保険の概要について紹介します。

 労働保険・社会保険は、リスクの種類に応じて、次の五つの制度に分けられます。

労働
保険
雇用保険失業した場合等に、労働者の生活の安定を図るため、また再就職を支援するために、必要な給付を行います
労働者災害補償保険
(労災保険)
業務上の事故、通勤途上の事故で、けがをしたり病気になったりした労働者に対して、必要な給付を行います
社会
保険
健康保険業務とは関係がないケガや病気等に対して、療養の給付や休業期間中の現金給付等を行います
厚生年金保険歳をとって働けなくなったとき、障害をおったとき、死亡したとき等、本人または遺族に必要な給付を行います
介護保険歳をとって介護が必要となったとき、医療や福祉サービスを提供する等の給付を行います

※労働保険(雇用保険や労働者災害補償保険)は、もともと労働者を保護するための保険ですから、原則として使用者(会社の役員)は加入できません。また、保険給付の算定基礎には「賃金」という言葉を使います。一方、社会保険(健康保険、厚生年金保険、介護保険)は、国民の生活を守るための制度ですから、会社の役員も法人に雇用される者として強制加入の対象となります。また、保険給付の算定基礎には「報酬」という言葉が使われます。

【図表68】 保険事故別 労働保険・社会保険の種類

深瀬勝範(ふかせ・かつのり)Profile
社会保険労務士
1962年神奈川県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、大手電機メーカー、金融機関系コンサルティング会社、大手情報サービス会社を経て、2001年より現職。営利企業、社会福祉法人、学校法人等を対象に人事制度の設計、事業計画の策定等のコンサルティングを実施中。


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