人事・労務の課題解決サポートサービス

No.108

2017.10.03

Sounds Good!
2

雇用システムと賃金制度:日本と韓国




濱口 桂一郎

独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)
労働政策研究所長

 去る9月15日、労働政策研究・研修機構(JILPT)と韓国労働研究院(KLI)は、毎年開かれている「日韓ワークショップ」の第17回の会合をソウルで開きました。テーマは「日韓における賃金体系の現況と再編の在り方」で、私は報告者ではなく、コメンテーターとして参加しました(日本側の報告者は、西村純研究員と荻野登副所長)。今回は、その時私が述べたコメントをもとに、日本と韓国の雇用システムと賃金制度の異同について考えてみたいと思います。

 さて私も含めて、日本の雇用システムを論じる場合には欧米諸国と対比して議論することが多く、アジア諸国はあまり視野に入ってきません。ただ、私が10年以上前に政策研究大学院大学でアジア諸国からの留学生に講義した時の経験からすると、少なくとも東南アジアや南アジアの労働社会は極めて欧米型であり、日本的雇用システムに対して一様に違和感を口にしていました。改革開放以後の中国社会も、ある面では欧米...

本サイトは、WEB労政時報の基本機能をお試しいただく体験版です。
体験版での表示はここまでになります。
人事・労務の課題解決メディア『労政時報』をご購読いただくと
全てのコンテンツをご覧いただけます。

『労政時報』の購読申し込みはこちらから行えます。

無断で転載する行為は法律で禁じられています

ページの先頭に戻る