人事・労務の課題解決サポートサービス

No.106

2017.08.11

Sounds Good!
1

日本型システムの源基性




濱口 桂一郎

独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)
労働政策研究所長

 私は累次の拙著において、日本型雇用システムが諸外国の雇用システムと原理的に異なっており、その根源が「人」と「仕事」の結び付け方にあると論じてきました。諸外国においては、まず「仕事」を厳格に決めておいて、それにもっともうまく合致する「人」を選定するというやり方(ジョブ型)であり、日本においては、まず「人」を決めておいて、「仕事」はできる限り緩やかにそれを担当する「人」に合わせて決めていくというやり方(メンバーシップ型)です。ここから、終身雇用制、年功賃金制、企業内教育訓練、企業別組合等々といった日本型雇用を特徴づけるさまざまな社会制度が生み出されてくるわけですが、今回はもちろん、それを正面から論じようというわけではありません。詳しくは、『若者と労働』(中公新書ラクレ)をはじめとした拙著をお読みいただくほうが手っ取り早いですから。

 最近、同じような問題意識を持って異なる分野で書かれた論文を目にしました。中央大...

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