人事・労務の課題解決サポートサービス

No.103

2017.05.16

Sounds Good!
3

労働基準監督業務の民間活用




濱口 桂一郎

独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)
労働政策研究所長

 去る5月8日、規制改革推進会議の労働基準監督業務の民間活用タスクフォースが「取りまとめ」を行いました。これは、3月9日の規制改革推進会議(本会議)で設置が決まり、八代尚宏委員(昭和女子大学グローバルビジネス学部 特命教授)を主査として3月16日に第1回目が開かれたものです。
 同日は八代案の説明と厚生労働省からのヒアリングが行われ、4月6日の第2回目には厚労省に加えて全国社会保険労務士連合会からのヒアリングも行われ、5月8日の第3回で取りまとめが行われました。今後6月に取りまとめられる答申に盛り込まれる予定とのことなので、その中身を見ておきたいと思います。

 まず当初の八代案ですが、「労働基準監督官が定めた様式の定期監督業務について社会保険労務士等の資格者を雇用する民間事業者に委託することで、本来の基準監督官をより重大な違反の可能性の大きな申告監督業務に重点的に配置できるのではないか」というもの...

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