人事・労務の課題解決サポートサービス

No.27

2014.05.12

Sounds Good!
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労働基準法は短く自由に働くことを規制していない

 





濱口 桂一郎

独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)
主席統括研究員

 去る4月22日の産業競争力会議において、雇用・人材分科会の長谷川主査名で出された「個人と企業の成長のための新たな働き方」という文書が、例によってマスコミから「残業代ゼロ」と批判されています。筆者は本欄でも、また他の雑誌等でも、賃金と時間のリンクを外すという問題意識自体は悪いものではなく、むしろ物理的な労働時間の上限規制が欠けていることにこそ日本の労働時間法制の最大の問題があると言い続けてきているのですが、そういう認識が何ら浸透せず、依然として(どんなに長時間労働であってもかまわないけれども)残業代を払わないことが極悪非道であるという意識で報道がされていることには、落胆の思いを禁じ得ません。
 ※「個人と企業の成長のための新たな働き方」⇒公表資料(PDF)はこちら

 とはいえ、今回の長谷川ペーパーを読むと、こちらもとても評価し得るような代物ではないことが分かってき...

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