講座概要
採用難が深刻化する中、いまや離職対策は福利厚生やエンゲージメント施策の拡充といった対処療法だけでは成果につながりません。企業に求められているのは、変化の激しい時代でも持続的に成果を出し続ける「強い組織」をつくるための本質的な人材定着戦略です。
本講座では、離職を引き起こすZ世代のキャリア観の変化、現場を支える管理職の負担増加、メンタルヘルス不調の拡大といった、離職の背景にある「労働価値のずれ」を構造的に解き明かすことからスタートします。そのうえで、「全員の意欲を一律に高める」という発想ではなく、組織を「引っ張る人材」と「支える人材」の役割を捉え直すことで、自社に最適な人材構成を実現する「人材定着戦略」の描き方を解説します。また、単なる知識の習得にとどまらず、豊富な事例解説と実践的なワークを通じて、採用、活躍、定着を一体的に推進するための組織づくりのノウハウが学べます。
※本講義はZoom(ウェビナー)を利用し配信いたします。
※開催前日までに、ZOOM招待URLおよび資料のURLをお申込み時のメールアドレスに送らせていただきますので、メールアドレスは正確に入力してください。
※URLおよびIDとパスワードは他の方と共有しないようお願いいたします。
ご参加に伴い下記URLをご確認ください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/zoom
【本講座のポイント】
①離職の背景を「個人」ではなく「組織の構造」から読み解き、根本的な打ち手が分かります
②ミスマッチの予防と不調者対応から、組織改革のヒントを具体的を学べます
③無理に全員の意欲向上を目指さず、「引っ張る人材」と「支える人材」による新しい人材定着の考え方が整理できます
講座内容
Ⅰ 人材定着を取り巻く環境変化
1.採用難と人材マーケットの変化
2.AIが人材構成に与える影響
3.労働価値から捉える離職のメカニズム
Ⅱ 離職を加速させる人材・組織トレンド
1.Z世代のキャリア観と早期離職
2.管理職の「罰ゲーム化」が起こる背景
3.人材構成のくびれが組織に与える影響
Ⅲ 最初に着手すべき二つの対策
1.対策① 採用マッチングで見極めと魅力づけを強化する
2.対策② 不調者対応を通じて離職を生む組織課題を見つける
Ⅳ 持続的に成果を生む人材構成を描く
1.引っ張る人材と支える人材のバランス
2.働きやすさと働きがい、どちらから整えるべきか?
3.人材構成に応じた「健全なえこひいき」
Ⅴ 人材定着戦略の全体像
1.入口:採用マッチングとオンボーディング
2.活躍:定量・定性データから定着施策を設計する
3.検証:不調・離職事例から組織課題を特定する
Ⅵ 自社の人材定着戦略を描く
1.自社が優先して定着させる人材を決める
2.入口・活躍・検証の課題を整理する
3.取り組む施策の優先順位を決める
講師プロフィール
株式会社エリクシア 代表取締役/医師/産業医/経営学修士(MBA)
上村 紀夫 氏
株式会社エリクシア 代表取締役/医師/産業医/経営学修士(MBA)
上村 紀夫 氏
【略歴・著書】
名古屋市立大学医学部卒。病院勤務後、ロンドンビジネススクールでMBA取得。戦略系コンサルティングファームを経て、2009年に離職し、メンタルヘルス専門のコンサルティングファームである株式会社エリクシアを設立。医療・心理・経営の知見を統合し、メンタルヘルス対策・離職対策を支援。著書に『「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?』(クロスメディア・パブリッシング)など