講座概要
企業にとっては、これからの20年間、事業に必要な人材をどのように確保していくべきかが重要なテーマになっています。
本講座では、60歳以降の高齢人材を戦略的に活用したいと考えていらっしゃる人事担当者のために、考慮すべき法令を踏まえた制度設計、規定上の留意点などを実務的に解説します。高齢人材の活用のために制度を整備した国家公務員の仕組みも踏まえ、不利益変更にならない労働条件の変更、同一労働同一賃金への配慮、退職金の支給時期などの留意点にも触れていきます。高年齢者の価値を最大限に引き出すような制度への見直しを検討します。
※昼食をご用意しています(来場受講のみ)
※WEB受講でご参加の場合は、お申込み前に必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru
【本講座のポイント】
①再雇用者における同一労働同一賃金への対応がわかる
②柔軟な制度設計事例のイメージが湧く
③再雇用者の処遇設計での検討事項を網羅的に解説
講座内容
Ⅰ 高年齢者の雇用において遵守・留意すべき法令の再確認
(1)高年齢者雇用安定法、労働契約法、パート有期労働法
(2) 同一労働同一賃金と判例
~長澤運輸事件、トヨタ自動車事件を踏まえて~
Ⅱ 高年齢者の戦略的な活用において取り組むべき課題
(1)長期決裁型賃金モデルと高年齢者の賃金
(2)高年齢者の多様な働き方への対応
(3)キャリアの降り方
Ⅲ 人材活用方針の検討
(1)高年齢者雇用を取り巻く状況の確認
(2)自社の高年齢者の状況の把握
(3)高年齢者の活用方針の検討
Ⅳ 定年延長として整備すべき事項
(1)定年延長の全体像 (2)定年年齢の設定
(3)選択定年制度の検討 (4)適用する人事制度の検討
(5)役職定年制度の検討 (6)退職金制度の検討
Ⅴ 継続雇用制度として整備すべき事項
(1)定年再雇用者に対する期待役割とこれに応じたコースの設計
(2)同一労働同一賃金への対応としての「職務分析・職務評価」の活用
Ⅵ 制度の定着および効果的な運用の実現
(1)関連する制度の改定に必要な手続きの実施
(2)高年齢者に対する期待役割の実現に向けた対応
(3)高年齢者の心身の健康と安全の確保
講師プロフィール
多田国際コンサルティンググループ 多田国際社会保険労務士法人 代表社会保険労務士 多田 智子 氏 / 多田国際コンサルティンググループ多田国際コンサルティング株式会社シニアコンサルタント佐伯 克志 氏
多田国際コンサルティンググループ 多田国際社会保険労務士法人 代表社会保険労務士 多田 智子 氏 / 多田国際コンサルティンググループ多田国際コンサルティング株式会社シニアコンサルタント佐伯 克志 氏
多田 智子 氏
多田国際コンサルティンググループ 多田国際社会保険労務士法人 代表社会保険労務士
【略歴・著書】
平成14年8月に現社会保険労務士事務所を開設。平成18年3月に法政大学大学院イノベーションマネジメント専攻にてMBA取得。同校にて修士論文「ADR時代の労使紛争」が優秀賞を受賞。上場・中堅企業の就業規則・労務相談に関するコンサルティングを中心に積極的に活動している。独立した公正中立な立場を採り、大手金融機関等主催による就業規則・海外赴任規程作成・法改正セミナー等を数多く講演し、独自のプレゼンツールを含め高い評価を得ている。
今の時代にあった労務管理手法を得意とし、最近ではIPOサポート、海外進出サポートを数多く手がけている。
『最新 知りたいことがパッとわかる 改正 労働基準法がすっきりわかる本』(ソーテック社)、『育児・介護休業のすべて』(経営書院)その他多数。
佐伯 克志 氏
多田国際コンサルティンググループ 多田国際コンサルティング株式会社 シニアコンサルタント
【略歴】
金融系の経営コンサルティング会社において、約30年間にわたり、中小零細企業から社員1万人を超える東証プライム企業の組織・人事に関する課題解決に従事。
その間「要素別点数法による職務評価のガイドライン」(平成24年厚生労働省)をはじめ、同一労働同一賃金、多様な正社員の活用、高年齢者の戦略的な活用に関するガイドライン作りや推進政策にプロジェクト責任者として関与した。