講座概要
賃金制度には、矛盾の両立が求められます。「安定的でありながら、挑戦的でもある」「個人のパイは増やしつつ、全体のコストは抑える」「メリハリをきかせながら、平等でもある」。二者択一ではなく、同時に実現するには、賃金の本質に関わる構造的理解が欠かせません。
本講座では、まず賃金制度の基本を体系的に押さえ、昨今の「隠れ重要テーマ」になっている、戦略的な福利厚生についても最新事例を含めて解説します。
ぜひご参加ください。
※昼食をご用意しています(来場受講のみ)
※WEB受講でご参加の場合は、お申込み前に必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru
【本講座のポイント】
①人事制度の全体像から賃金・手当の設計まで、一気につながります
②社員寮・夕食支援など、最新の福利厚生トレンドも他社事例で解説
③初心者もベテランも、他社との情報交換やQ&Aで有益情報を持ち帰れます
講座内容
Ⅰ 賃金制度の原理原則
人事制度全体(資格等級や評価)と賃金制度の関係を押さえ、法的定義、支払いの5原則、同一労働同一賃金、男女賃金差異の公表義務まで整理します
Ⅱ 報酬ポリシーと賃金
「報酬は何に対して支払うのか」という3P(人・職務・成果)の考え方から、メンバーシップ型・ジョブ型・成果主義型の違いを立体的につかみます
Ⅲ 賃金構成
基本給(職能給・年齢給・職務給)、手当、賞与、年俸制、退職金まで。家族・住宅・通勤手当の見直し事例や、廃止・組み入れの実務も扱います
Ⅳ 賃金水準
内部公平性と外部公平性の両面から自社水準を診断するベンチマーキング(分析)の手法と、ポリシーライン・報酬レンジの設定方法を学びます
Ⅴ 賃金改定
号俸式・積み上げ式・洗い替え式の使い分けから、初任給引き上げに伴う既存社員との逆転の解消、降格降給の進め方までを具体的に解説します
Ⅵ これからの賃金制度
食事補助の非課税枠倍増、社員寮の復活、夕食支援のライフ・インフラ化。賃金と福利厚生を一体で捉える「報酬パッケージ」の新潮流を展望します
講師プロフィール
HRビジネスソリューションズ株式会社 代表取締役 グロービス経営大学院 教授
舞田 竜宣 氏
HRビジネスソリューションズ株式会社 代表取締役 グロービス経営大学院 教授
舞田 竜宣 氏
【略歴・著書】
世界最大級の組織人事コンサルタント会社の日本代表を経て、HRビジネスパートナー㈱およびHRビジネスソリューションズ(株)を設立。ビジネススクールの人気教授でもある。主な著書に『行動分析学マネジメント』(日本経済新聞出版社)、『社員が惚れる会社のつくり方』(日本実業出版社)、『10年後の人事』(日本経団連出版)ほか多数、また、『労政時報』においても、人事制度や人材マネジメントに関する寄稿数、約50本