講座概要
本講座では、未来の技術を提示するラスベガス「HR Tech」の動向を踏まえつつ、欧州最大のHRカンファレンス「UNLEASH World(パリ)」が示す、泥臭くも高潔な組織文化と実践的インサイトを取り入れます。
テクノロジーが前提となる中で、「年齢(経験の長さ)から保有スキルへ」の転換や「人的資本開示」の差別化など、これからの人事担当者に求められる具体的なアクションとすぐ使える実践的なTIPSをお伝えします。
※お申込み前に、必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru
【本講座のポイント】
①ラスベガスで開催される「HR Tech」と、パリで開催される「UNLEASH」との比較
②さらなる差別化が求められる「人的資本開示」のポイントを概説
③国内企業の「等身大の取り組み事例」を紹介
講座内容
Ⅰ HRテクノロジーのトレンド概要
1. グローバルHRトレンドの現在地:ラスベガス「HR Tech」の未来技術と、パリ「UNLEASH」の実践知
2. テクノロジーのコモディティ化と、いま真に問われる「組織文化の刷新」
3. HRテクノロジー市場の再編成と、実践的な使いどころ
4. エクスペリエンス向上のための活用法:テクノロジーを前提とした持続可能な組織へ
Ⅱ 未来に向けてのキャリア論
1. スキルベース組織への移行と「タレント・インテリジェンス」
2. キャリア自律の「地図」を描く:解像度の高いスキルの可視化とマッピング
3. 「労働時間や年齢」から「スキル」へ解放される新たなキャリアパス
4. サクセッションプランの進化:「名前のリスト」から「スキルの在庫表」へ
5. AIを「部下」として差配する次世代の働き方と「スーパーワーカー」への進化
Ⅲ エンプロイーエクスペリエンス(従業員体験)の重要性
1. EX(従業員体験)の本質:福利厚生から市場価値を高める「成長の証跡」へ
2. エンゲージメントを「目的」にしないためのエクスペリエンス設計
3. 「時間の浪費」を「スキルの投資」へ変えるラーニングエクスペリエンス
4. 心理的安全性とウェルビーイング:スキルベース組織を回すための『インフラ』としての再定義
Ⅳ 「人的資本開示」に向けた具体的ステップ
1. 「人的資本」(Human Capital)の本来的意義と、背景にあるグローバル動向
2. ヘッドカウントの幻想を捨て、詳細な「スキルの単位」で語る開示の要点
3. 企業価値(稼ぐ力)向上に直結する開示のコツと、「さむい開示」からの脱却
4. 独自開示指標SPI(Sustainable Performance Index)の視点による実践アプローチ
5. 国内企業の取り組み事例
Ⅴ 2026年以降の働き方(「持続可能な働き方」とは)
1. 新入社員・キャリア入社の「配属ガチャ」を終わらせるアラインメントとジョブマッチ
2. 1on1の高度化:「不毛な雑談」から「科学的な投資対話」へ
3. 日本企業に必ずフィットする現場主導の「セルフジョブ定義」と『キャリアカルテ』の破壊力
4. 「ケア型人事」の限界突破
5. 越境学習とコーチングの投資効果
講師プロフィール
株式会社SP総研 代表取締役
民岡 良 氏
株式会社SP総研 代表取締役
民岡 良 氏
【略歴、著書】
一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム 理事
日本オラクル、SAPジャパン、日本IBMを経て、現職では「持続可能な働き方」を追求するためのコンサルティングサービスを提供しており、「人的資本開示」(ISO 30414)に関する取り組みについても造詣が深い。
著書に『HRテクノロジーで人事が変わる』(共著、労務行政、2018年)、『経営戦略としての人的資本開示』『戦略的人的資本の開示・運用の実務』(共著、日本能率協会マネジメントセンター、2022年)、『現代の人事の最新課題』(共著、税務経理協会、2022年)、『最新のHRテクノロジーを活用した 人的資本経営時代の持続可能な働き方』(すばる舎、2024年)等がある。