講座概要
AI(人工知能)の進化により、マネージャーに求められる知識・スキルは大きく変化しています。これからは単なる情報処理や定型的意思決定、オペレーショナルな管理は大部分をAIが担うようになります。本講座ではマネージャーに必須の管理スキルの確認に加えて、不確実性や不完全情報の中での意思決定、状況対応型のリーダーシップ、安心安全なチーム運営の仕方、効果的な部下面談(one on one)の進め方、ビジネス倫理の考え方など、これからのマネージャーに求められる知識・スキルを実践演習の中で習得します。人事マネージャーの方の参加も歓迎します。
※グループワークの運営に支障をきたしますので講義中の入退室はお控えください。
※本講座ご参加の皆様には講師執筆書籍『管理職の基本と原則』(労務行政)を進呈します。
※セミナー開催終了後に発送いたします。受講者情報にご入力いただいた住所以外をご希望の場合は、コメント欄に記載をお願いいたします。
記載がない場合は、受講者情報のご住所に送付いたします。
本講義は、Zoom(ミーティング)を利用してWebで配信いたします。
Zoomミーティングセミナーは、講師および参加者全員が画面を共有する講座です。
ビデオとオーディオをご自身でON/OFFに設定して参加します。
ご参加に伴い下記URLをご確認ください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/zoom
【本講座のポイント】
①多様なケースにトライすることで、マネージャーとしての視座と見識が高まります
②グループ討議や部下面談演習を通じて、すぐに実践できるノウハウが習得できます
③ビジネス倫理の考えかたと、コンプライアンス違反を防ぐための視点が身に付きます
講座内容
Ⅰ これからのマネージャーに求められるマインドセットと能力要件
1.AI(人工知能)やグローバル化の進展など、不確実で曖昧な環境下で求められる能力とは
2.マネージャーに求められる必須スキル(従来型マネジメントスキル)
3.これからのマネージャーに求められる変化対応型スキルと創造思考
Ⅱ マネージャーに必須の管理スキルをインバスケット演習課題を使って習得する
1.成果を確実にするマネジメントコントロールとは何か
2.マネジメントサイクル(PDCA)を意識する
3.情報の関連性に気づくためのポイント(個人ワーク、グループワーク)
Ⅲ 創造的な思考を鍛えるための分析シミュレーション演習
1.ケースの状況をシステム思考を使って可視化する
2.発想を広げる、アイデアを焦点化するための思考とは
3.正解志向の問題解決から脱却する(グループワーク)
Ⅳ リーダーシップ(影響力)を鍛えるためのグループ討議演習
1.対人関係における「文脈」を読むことの重要性
2.場を読み、場を構造化するための着眼点
3.場をデザインしながら影響力を行使する(グループワーク)
Ⅴ 部下指導演習で部下の行動変容を促すスキルを鍛える
1.部下の行動変容を促すスキルとテクニック
2.明示的に語られていないことを読み取る
3.部下面談(one on one)の実践(グループワーク)
Ⅵ ビジネス倫理の考え方と実践
1.ビジネスと人権、ビジネス倫理の考え方
2.人間心理とアンコンシャスバイアス
3.不正などコンプライアンス違反のケーススタディ(グループワーク)
講師プロフィール

あした葉経営労務研究所 代表 / 株式会社アドバンストヒューマンバリュエーション 代表取締役 / 特定社会保険労務士 MBA
本田 和盛 氏
あした葉経営労務研究所 代表 / 株式会社アドバンストヒューマンバリュエーション 代表取締役 / 特定社会保険労務士 MBA
本田 和盛 氏
【略歴、著書】
小樽商科大学卒、法政大学大学院経営学研究科修了、同大学院博士課程満期退学。コマツを経て独立。労務管理分野における卓越した知識と経験をベースに、労働法務から採用、人材開発、組織開発など幅広い領域において活躍中。とりわけヒューマンアセスメント研修では、延べ数千名の人材評価に関わり、ポテンシャル人材の発掘・選別の鑑識眼では定評がある。主な著書に『管理職の基本と原則』『管理職の理論と実践』『人事が伝える労務管理の基本』(以上、労務行政)、『図解 募集から内定までの採用マニュアル』(成美堂出版)ほか執筆多数。