講座概要
労働契約や不法行為については「民法」に規定があり、より深く労働法令を理解するためには、2020年4月1日に施行された債権法改正を踏まえて民法を知ることが重要です。また、商法は民法の特別法として、商取引や企業活動に関する独自のルールを定めており、適正な管理・リスク回避に役立ちます。
本講座では、人事担当者として実務的に必要な民法・商法の基礎知識について、わかりやすく解説します。
※昼食はお弁当をご用意しています(来場受講のみ)
※WEB受講でご参加の場合は、お申込み前に必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru
【本講座のポイント】
①労務管理上、民法・商法の知識が必要となった場合に自信をもって対応できる
②最新の法改正に基づく知識を得ることで、社内規定や契約内容の見直しに対処できる
③実務上必要となる点に絞って、効率よく民法・商法の知識が身に付く
講座内容
Ⅰ はじめに
1.私法と公法
2.私法の特徴は
Ⅱ 民法の基礎知識
1.民法総則
未成年/法人/意思表示/時効
2.物権
3.債権
契約の成立/債務不履行/不法行為/不当利得
Ⅲ 商法の基礎知識
1.商法の特徴とは
2.押さえておくべき商法上の規制
3.契約書と民法・商法の関係
講師プロフィール

内幸町国際総合法律事務所 代表パートナー 弁護士
千葉 博 氏
内幸町国際総合法律事務所 代表パートナー 弁護士
千葉 博 氏
【略歴・著書】
東京大学法学部卒業。94年弁護士登録、2008年千葉総合法律事務所を開設、2022年内幸町国際総合法律事務所代表パートナー。
主な著書は、労働法実務相談シリーズ『労働時間・休日・休暇Q&A』『人事担当者のための労働法の基本』(以上、労務行政)、『従業員の自動車事故と企業対応』(清文社)、『スランプに負けない勉強法』(フォレスト出版)、『法律大百科事典』(翔泳社) など