講座概要
新しい評価制度を導入したり、頻繁に制度の見直しをしたり、評価者研修を実施したりするものの、なかなか手ごたえがないという会社は少なくありません。もちろん、制度に問題があるケースもありますが、実は「評価の運用力」に問題があるケースをよく目にします。しかし、制度の設計にばかりに気を取られ、どうすれば運用力を向上させられるのかは、これまであまり語られてきませんでした。本講座では、皆さんの会社の評価制度とマネジメント機能の強化に向けて、評価制度の運用力を向上させるための実践的なノウハウを解説します。
※昼食をご用意しています(来場受講のみ)
※WEB受講でご参加の場合は、お申込み前に必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru
【本講座のポイント】
①評価制度における運用力の「正体」と「強化に必要な戦略」を体系的に理解できます
②自社の評価制度の運用力を客観的に把握し、打つべき一手のヒントがわかります
③評価者のスキル・傾向に合った評価運用力を向上させるノウハウを蓄積できます
講座内容
Ⅰ 日本企業が「評価をうまく回せない」メカニズム
1.評価制度が回らない10の場面
2.なぜ評価はうまく回らないのか
3.評価制度の「複雑」と「シンプル」を分ける軸
4.評価制度改革を失敗させる危ないアプローチ
Ⅱ 「評価の運用力」の実態を解剖する
1.評価の運用力は何によってできているか
2.運用力が高い企業と低い企業の特徴
3.なぜ「評価者研修」が運用力強化に効きにくいのか
Ⅲ 運用力向上戦略を考える
・戦略1 知識とスキル・行動をアップデート
・戦略2 マネジメントプロセスと評価運用の一体化
・戦略3 評価ガバナンスの強化
・戦略4 制度のマイナーチェンジで運用負荷を低下
・戦略5 評価制度の外科手術
Ⅳ 事例で学ぶ 評価制度運用力向上の実践ノウハウ
各戦略の具体的な実施方法の具体的なノウハウを紹介
講師プロフィール

アルチザン アンド カンパニー 組織・人材コンサルタント
喜島 忠典 氏
アルチザン アンド カンパニー 組織・人材コンサルタント
喜島 忠典 氏
【略歴・著書】
コンサルティングファームで20年に渡り、組織・人材のコンサルティングに従事。人材戦略の設計、組織・人材力強化のための各種施策の立案、人事制度改革まで幅広く手掛けている。特に人事制度は、クライアントの戦略実行に直結した、わかりやすくシンプルな制度設計に定評がある。寄稿・セミナー多数。主な著書に『現場リーダーのための「部下が育つ組織をつくる技術」』(労務行政)がある。