講座概要
変化の激しい経営環境下、会社の経営課題を浮き彫りにしつつ、将来の処方箋のベースとなる会計知識は、人事・労務担当者にとってもキャリアアップの強い武器となるでしょう。本講座は、会計初心者を対象にして、簿記の理解に始まり、財務会計や管理会計の基礎部分までを解説します。具体的には、貸借対照表(B/S)や損益計算書(P/L)等の決算書の構造やつながりを理解するとともに演習も取り入れながら、経営実態の分析手法を理解していきます。是非ご参加ください。
※講座で使用しますので「電卓」「筆記用具」を必ずお持ちください。
※昼食はお弁当をご用意しています。
【本講座のポイント】
①簿記の基礎知識と決算書の基本構造をしっかり理解する
②決算書のつながりを確認し、企業の実態を俯瞰的に把握する
③演習を通じて決算書分析手法を体感する
講座内容
Ⅰ決算書はどのように作られている?
1.会計や決算書の必要性
2.簿記の基本理解
3.財務諸表からわかること
4.3つの財務諸表のつながり
Ⅱまずは決算書のどこを見る?
1.貸借対照表の概要・ポイント
2.損益計算書の概要・ポイント
3.キャッシュ・フロー計算書の概要・ポイント
Ⅲ実際に決算書を分析してみよう!
1.財務分析の基本
2.ケース・スタディに挑戦!
3.ケース・スタディの解説
Ⅳ最近の会計基準やトピック
1.会計基準の改正動向など
2.不正会計や粉飾決算の動向とメカニズム
講師プロフィール

公認会計士 若松弘之事務所 代表・公認会計士
若松 弘之 氏
公認会計士 若松弘之事務所 代表・公認会計士
若松 弘之 氏
【略歴】
1995年 有限責任監査法人トーマツ東京事務所に入所。国内監査部門にて上場企業の監査業務を中心にしながら中小企業等の株式上場準備業務にも従事。2008年 有限責任監査法人トーマツを退職し、公認会計士若松弘之事務所を開業。
各種実務セミナーや企業研修、早稲田大学大学院等の講師を歴任するほか、地方自治体の各種委員、上場企業等の社外役員など幅広く活動。