講座概要
2023年の賃上げ率は「3.6%」と1993年以来の高い水準となりました。24年春闘では、急激な物価上昇などを背景に、労働者側から23年と同程度の高い賃上げ要求が出てくるものと考えられます。一方、使用者側は、原材料費の高騰などが経営を圧迫しているため、高い賃上げ率を維持することに不安を感じています。今回の賃上げ交渉では、労使間で世間動向や業績見通しなどに関する認識を共有し、双方が納得しうる「妥結」を見出すような協議をしていなかければなりません。
このような協議を進める上で、労使ともに、「統計データを読み取る力」や「合理的な推測に基づき最適解を見出すスキル」が必要となります。
本講座では、統計データから世間動向を把握する方法および自社の業績見込みから人件費・人員の適正化を図る方法について解説します。
労使交渉の関係者から人事担当者まで、奮ってご参加ください。
※昼食はお弁当をご用意しています(来場受講のみ)
※WEB受講でご参加の場合は、お申込み前に必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru
【本講座のポイント】
①統計データから世間動向を把握し、今回の賃上げに臨む考え方が整理できます
②統計的手法を使った合理的な人件費・賃金管理ができます
③回帰分析などの統計的手法が使えるようになります
講座内容
Ⅰ 統計データによる経済・社会情勢のチェック
1.賃上げ交渉に向けてチェックすべき統計データ
2.景気、物価動向のチェックポイントと現状把握
3.雇用、賃金動向のチェックポイントと現状把握
4.2024年賃上げ交渉の論点
Ⅱ 自社の業績・人件費に関する分析
1.業績指標の算出と経営状況の分析
2.労働生産性、労働分配率の算出と適正性の検証
Ⅲ シミュレーションによる人件費・人員の適正化
1.適正人件費・人員の考え方
2.回帰分析の基本的な考え方
3.人件費シミュレーション(今後5年間の事業収支の推測)の進め方
4.人件費・人員を適正化するための施策
Ⅳ 演習・まとめ
1.演習 「人件費シミュレーションの実践」
(人件費シミュレーションを行い、それに基づいて人員計画・賃金施策を立案する。)
2.まとめ
講師プロフィール

Fフロンティア株式会社 代表取締役 人事コンサルタント 社会保険労務士
深瀬 勝範 氏
Fフロンティア株式会社 代表取締役 人事コンサルタント 社会保険労務士
深瀬 勝範 氏
【略歴・著書】
一橋大学卒業後、大手電機メーカーに入社、その後、三菱UFJリサーチ&コンサルティング㈱等を経て独立。現在、人事コンサルタントとして人事制度設計、事業計画の策定などのコンサルティングを行うとともに執筆・講演活動などで幅広く活躍中。主な著書に『実践 人事データ活用術』『Excelでできる 戦略人事のデータ分析入門』(いずれも労務行政)ほか多数