講座概要
20年8月に、米SECが上場企業に人的資本の情報開示を義務付けて以降、日本でも’21年6月に改正されたCGコードの中で人的資本の開示を求める等、国内外で義務化が進みます。岸田政権が掲げる「新しい資本主義」でも、人への投資が柱の1つとなりました。日本企業が伝統的に強みとする「人を育てて、事業を育てる」企業風土を対外的に示す好機であり、ISO 30414を活用して先行する企業の事例と共に、実務上の対応について解説します。ぜひご参加ください。
※講義内容は事例等を含めた内容に変更になる場合がございます。
※WEB受講でご参加の場合は、お申込み前に必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru
【本講座のポイント】
①人的資本の情報開示が、実は企業にとってメリットである理由
②人事部やIR、ESG担当部門は何から手掛けるべきか?
③ISO 30414の認証取得を目指す企業の事例を通じた、実務と課題
講座内容
人的資本の情報開示義務に、企業はどう対応すれば良いのか?
『人的資本の開示実務』【半日】
~ISO 30414の認証を目指す企業の実務とは?~
世界で5番目、日本・アジア初となる「ISO 30414」の認証を取得された
株式会社リンクアンドモチベーション執行役員(人事・広報・IR 担当) 川村 宜主 氏も
登壇します。
<主な内容>
Ⅰ 人的資本の情報開示の義務化の流れ
国内外における、人的資本の情報開示を義務化する潮流とその背景を概観します。
Ⅱ 日本企業の取り組み
人的資本の取り組みに対する日本企業の取り組みについて、①学習、②トライアル、③実践、④認証取得等の様々な段階毎にご紹介します。
Ⅲ ISO 30414の認証取得方法
ISO 30414を活用した人的資本の情報開示と、認証の取得方法について解説します。
Ⅳ 認証取得に向けた事例(X社の事例)
日本国内でISO 30414の認証取得を目指す企業の事例について、具体的にご紹介します。
講師プロフィール

株式会社HCプロデュース 代表取締役 保坂 駿介 氏 株式会社リンクアンドモチベーション 執行役員(人事・広報・IR 担当) 川村 宜主 氏
株式会社HCプロデュース 代表取締役 保坂 駿介 氏 株式会社リンクアンドモチベーション 執行役員(人事・広報・IR 担当) 川村 宜主 氏
【略歴・保坂 駿介 氏 】
国際協力銀行、ドリームインキュベータを経て、2021年に株式会社HCプロデュースを創業。日本人第1号のISO 30414コンサルタントとして、規格を策定した海外エキスパートと日々連携しつつ、日本の労務慣行を踏まえた人的資本の戦略的な情報開示を支援する。「ISO 30414日本語解説書」の著者。
【略歴・川村 宜主 氏 】
2000年 株式会社リンクアンドモチベーション入社
2010年 株式会社モチベーションアカデミア設立
2014年 同社グループデザイン室 広報・秘書ユニットマネジャー
2022年 同社執行役員