講座概要
営業や経営企画から異動して、予期せずに人事部長に就任することになり、何から手を付けていいのかわからない——。本講座では、40歳で初めて人事を経験し、その後、複数の企業で人事責任者を歴任してきた講師が、その実践的な知見を余すことなく提供します。人事経験が浅い方でも、新任人事部長として押さえておくべき要点を体系的に学ぶことができます。具体的には、経営者や社員との関係構築、採用、育成、評価、労務といった各施策と経営戦略とを結び付ける方法を実践的に習得し、明日からすぐに実行できるアクションプランを持ち帰ることができます。
※昼食をご用意しています。
【本講座のポイント】
①人事経験が浅く、突然人事責任者になった方が実践なノウハウを学べます
②経営戦略と人事戦略の関連性を体系的に捉え、人事責任者として役割を明確にできます
③本講座を通して、同じような立場・境遇の方々と交流し、情報交換ができます
講座内容
Ⅰ 人事部長は何をやらなければならないのか
1.人事になった時に最初にやらねばならないこと
2.人事は「経営の代弁者」。経営が見ている景色を知る
3.経営に資する人事の要件とは
Ⅱ 人事の基本領域の勘所
1.組織戦略の「7つのフレーム」
2.制度:就業規則からその背景を学ぶ
3.採用:企業の入口戦略
4.労務:人事管理の要諦、リスクトラブルの対処
Ⅲ 最初の壁の乗り越え方
1.経営者の”曖昧な期待”を整理する
2.現場からの不満・疑問に応える
3.経営と現場の板挟みを乗り越える
Ⅳ 組織課題の”見える化”
1.組織課題の”見える化”の重要性
2.経営との対話で課題を抽出する
3.社員との対話で課題を抽出する
4.データで課題を可視化する
Ⅴ 打ち手を仕掛ける
1.”アタリマエ”を疑い、改善する
2.小さな成功体験を積み上げる
3.100の失敗から学ぶ(失敗を恐れない)
4.他社から”真似ぶ”
Ⅵ 明日からやるべき行動を決める
1.自分自身の”行動規範”を決めよう
2.学びを止めず、他者や成功、失敗から学ぼう
3.明日からやるべきアクション
講師プロフィール

株式会社ティーブリッジェズカンパニー 代表取締役 組織人事クリエイティブディレクター 法政大学 兼任講師
髙橋 実 氏
株式会社ティーブリッジェズカンパニー 代表取締役 組織人事クリエイティブディレクター 法政大学 兼任講師
髙橋 実 氏
【略歴・著書】
慶應義塾大学卒。ジェーシービーに新卒で入社。その後NTT、トヨタのクレジットカード事業立ち上げに参画。40歳で期せずして人事に転身し、大手企業、老舗商社、IT企業の人事責任者を歴任。現在「マイクロ人事部長」として複数企業の人事責任者やアドバイザーとして事業承継・スタートアップなど変革期の組織改革をハンズオンで行っている。セミナー登壇、取材等実績多数。法政大学のキャリア教育兼任講師も務める。