講座概要
竹中工務店は2022年4月、新人事制度を導入しました。大幅な基幹人事制度の見直しは、1975年に職能資格制度を導入して以来、47年ぶりのこととなります。「ひとりひとりがそれぞれの持ち場で職責を全うし、追求できる環境づくり」を目指すことを、新制度のコンセプトとしています。
本講座では、2018年の検討着手から約4年をかけて、丁寧に制度設計・社内合意を進めた中心メンバーのお二人に講演いただきます。ぜひご参加ください。
【ご質問方法】
hr-service@rosei.jpまで送信してください。
※本講義は、Zoomを利用してWebで配信いたします。
Zoomウェビナーは、講師が話す講義を視聴のみで参加するスタイルです。
参加準備はこちらをご確認ください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/zoom
【本講座のポイント】
➀管理職を3職群に複線化し、ライン長、高度専門職には役割等級制度を導入
➁基本給は職群間でほぼ同水準としつつも、賞与の変動幅でメリハリをつける
➂役割評価と課題評価の二本柱を継続。「心理的安全性」を共通指標に設定
講座内容
Ⅰ. 新人事制度導入の経緯
1.経営理念と新人事制度のコンセプト
2.人事制度改定に至った背景・課題
3.検討期間と事務局の陣容
4.新人事制度の概要
Ⅱ. 等級制度
1.管理職等級を複線化
2.役割記述書
3.異動・配置
Ⅲ. 報酬制度
1.賃金制度改定の基本方針
2.賃金制度の全体像
3.昇降給
4.制度移行時の処遇設定
Ⅳ. 評価制度
1.役割評価
2.課題評価
Ⅴ. 制度導入前後の対応
1.導入前の「浸透コミュニケーション」
2.導入後の「維持保全」
Ⅵ. 質疑応答
メールにてご質問の受付をいたします。
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講師プロフィール
株式会社竹中工務店 人事室 労務企画部長 串崎 修 氏 / 人事室 人材開発部長 鴻巣 忠司 氏
株式会社竹中工務店 人事室 労務企画部長 串崎 修 氏 / 人事室 人材開発部長 鴻巣 忠司 氏
【略歴】串崎 修 氏
竹中工務店入社後、工務部・作業所にて生産事務分野、人事部・人事室にて能力開発分野に携わり、生産系ならびに機能系のグループ会社2社にて管理部長、事業所長を担当。2013年 東京本店FM部企画管理グループ長としてリニューアル領域基盤強化の企画立案や社内外対応調整を担う。2018年より人事室にて制度企画運用グループ長として人事制度改定の制度設計と制度維持に携わり、2023年3月より現職。
【略歴】鴻巣 忠司 氏
竹中工務店入社後、作業所、経理部にて損益管理、資金管理業務などに従事。その間、国内大学院へ社命留学。その後、本社人事室、横浜支店管理グループ長として、人事・総務業務、マレーシア現地法人管理部長・インドネシア現地法人副社長と海外現地法人マネジメント業務、アジア統括部管理グループ長として地域統括立上げに携わる。2019年より人事室にて人事制度改定の制度設計と制度維持に携わり、2023年3月より現職。