企業のダイバーシティにとって不可避のテーマ

『職場におけるLGBTQへの配慮と留意点』【半日】

~企業は何をする必要があり、何をしてはいけないのか~

開催場所 東京会場  /  WEB
開催日時 9/21(木)
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会場 東京都 株式会社 労 務 行 政 セミナールーム
(東京都品川区西五反田3-6-21 住友不動産西五反田ビル3F) 【会場地図】
開催日時 2023年09月21日(木) 13時00分~16時30分 (開場12時30分)
残席(来場) 受付終了
残席(WEB) 受付終了
講師 髙井・岡芹法律事務所 弁護士 帯刀 康一 氏
受付終了

講座概要

電通ダイバーシティ・ラボ「LGBTQ+調査2020」の調査結果によれば、日本のLGBTQ+層の割合は8.9%であり、どの職場でも現実にLGBTQの当事者が勤務している可能性があります。SOGIハラ・アウティングがパワハラになり得ることがパワハラ防止指針に明記され、今般、LGBT理解促進法も成立しました。性的指向・性自認に関連した法的紛争においても、経済産業省事件など、世間の注目を集める裁判例が出ており(同事件において、トランスジェンダーの職場でのトイレの利用制限に関する判断は一審と控訴審で分かれています)、加えて、SOGIハラで労災認定される事案も生じています。それにもかかわらず、多くの企業では上記の潜在的なリスクにほとんど対応できていません。本講座では、「職場のLGBTQ」について、企業側の視点から現時点で理解しておくべきポイントを網羅的に解説します。

※WEB受講でご参加の場合は、お申込み前に必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru

 

【本講座のポイント】

①職場のLGBTQに関する基本的事項・日本企業での労務対応の現状等が理解できる
②SOGIハラ等、企業が今対応すべき喫緊の問題があることを再認識する
③近時顕在化している採用、配転、トイレ等の人事上の諸問題の法的留意点を整理する

講座内容

Ⅰ 職場におけるLGBTQ(性の多様性)の理解の必要性
1.性の多様性について
2.LGBTQについて(「SOGI」との違い)
3.日本におけるLGBTQの割合等
4.職場においてLGBTQ当事者が抱える困難性
5.職場において対応をとらない場合のリスク


Ⅱ 現実化した職場のLGBTQの法的紛争・法制化等の動向
1.現実化した職場のLGBTQに関する法的紛争
2.LGBTQに関する法制化等をめぐる動向 ~LGBT理解促進法案~


Ⅲ 企業が今すぐ対応すべき喫緊の問題
1.はじめに(SOGIハラとは)
2.セクシュアルハラスメント
3.パワーハラスメント【SOGIハラ・アウティング問題(パワハラ防止指針)を含む】
4.カミングアウトへの対応
5.社内研修の重要性【盛り込む内容】


Ⅳ 想定される労働条件・人事上の措置に関する諸問題
1.基本的な考え方
2.福利厚生等の差異に関する問題
3.採用に関する問題
4.解雇・退職勧奨に関する問題
5.配転に関する問題
6.海外赴任に関する問題
7.服装等に関する問題
8.トイレ(更衣室)に関する問題
9.性別適合手術による欠勤に関する問題
10.通称名の利用に関する問題

講師プロフィール

髙井・岡芹法律事務所 弁護士

帯刀 康一 氏

髙井・岡芹法律事務所 弁護士

帯刀 康一 氏

【略歴】
2004年早稲田大学卒業。2007年東京弁護士会登録。2011年経営法曹会議会員。企業側弁護士として、労働問題の解決に取り組む。中でもハラスメント等の問題社員対応、職場のLGBTQの問題を専門とする。単著として『1冊でわかる!改正早わかりシリーズ パワハラ防止の実務対応』(労務行政)、共著として『知らないでは済まされない!LGBT実務対応Q&A―職場・企業、社会生活、学校、家庭での解決指針―』(民事法研究会)がある。

本講義についての注意事項

※諸事情により開催を中止または延期させていただく場合があります。
※都合によりセミナー開催を中止した場合、交通費と宿泊費等の費用の補償は行いません。
※キャンセルにつきましては、開催日3営業日前までにご連絡ください。それ以降のキャンセルや当日のご欠席につきましては、参加費を全額請求させていただきます

お申し込み・お問い合わせ先

株式会社労務行政
 人材育成事業部

TEL 03-3491-1330   FAX 03-3491-1332
〒141-0031 東京都品川区西五反田3-6-21
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