2026年04月10日掲載

BOOK REVIEW - 『図解 イノベーション入門 新しい価値が生まれる仕組みを学びたい人のための「理論と実践」100のツボ』

坪谷邦生、井上 功 著
株式会社壺中天 代表取締役、株式会社リクルートマネジメントソリューションズ マスター 
ディスカヴァー・トゥエンティワン 

BOOK REVIEW  ―人事パーソンへオススメの新刊

■ 人事の究極の目的は「イノベーションを起こす組織」をつくることである一方で、実際そのように機能している組織は少ないと著者は言う。『「理論と実践」100のツボ』シリーズの第6弾となる本書では、“人事の目的” にスポットを当て、イノベーションを「組織で起こす」ことと、そのために「人事が行う」ことについて解説する。

■ 本書はQ&A形式で100個のツボ(ポイント)を解説しており、すべて見開き2ページで完結する。Chapter1ではイノベーションの理論と、実践に基づいた「イノベーション創出モデル」の概要を解説する。Chapter2ではイノベーションに必要な「越境」を、金融・商品・労働市場とのコミュニケーションから考える。Chapter3~4では個人に目を向け、アイデアを思いつく個人の特徴や個の「越境」について提示し、Chapter5~6ではチームにフォーカスし、アイデアを磨くチームの特徴や求められるシェアード・リーダーシップなどについて解説。Chapter7以降は組織全体をテーマに、事業化推進とその阻害要因や、イノベーションの進め方、経営者の振る舞い方などを説明した上で、最終章のChapter10で組織内イノベーションを支える人事の必要性を説く。

■ 各Chapter冒頭では、「効能」と「限界」として、このChapterで学べることと、追加で学ぶ必要があることなどを示している。末尾では「まとめ」として、経営者、人事責任者(管理職)など各層に向けたメッセージを発信。また、さまざまな分野で活躍するイノベーターとの対談も掲載している。本書を通じて、イノベーションを起こす組織づくりを体系的に学び、実践につなげることができるだろう。

図解 イノベーション入門 新しい価値が生まれる仕組みを学びたい人のための「理論と実践」100のツボ

内容紹介
イノベーションを「組織で起こす」には。
アイデアを実現させる組織になるために、必読の一冊!

新しい価値が生まれる仕組みを学びたい人のための「100のツボ」シリーズ第6弾!

「新規事業が育たない」「組織が守りに入っている」「アイデアがうまく実現しない」「新規の事業プランをどう評価すべきか分からない」そんな悩みを抱えるすべてのビジネスパーソンへ。

◎「イノベーション」の理論と実践を体系的にまとめて収録
◎経営者・人事部門・新規事業部門…立場に応じた解説付き
◎Q&Aと図解で、気になるところからすぐに読める!