2026年01月23日掲載

BOOK REVIEW - 『コーチングスキルで伸ばすリーダー力 「DLQ:対話知能指数」を5つのステップ「WEAVE」で高めて目指す共創リーダー』

河原説子 著
コーチャルオフィス 代表、エグゼクティブコーチ 
四六判/208ページ/1600円+税/ぱる出版 

BOOK REVIEW  ―人事パーソンへオススメの新刊

■ テクノロジーの急速な進化や社会の変化により、ビジネスの現場ではこれまでの “正解” が通用しなくなっている。リーダーシップも例外ではなく、これからの時代のリーダーには「DLQ(Dialogue Quotient=対話知能指数)」、つまり「共に創る対話力」が求められると著者は指摘する。本書では、リーダーが対話力を引き上げるための具体的なステップとして「WEAVE」(ウィーブ)という手法を紹介する。

■ 「WEAVE」とは、「Wellness:整える」「Empathy:共感する」「Ask:問う」「Vision:意訳する」「Engage:つなぐ」の頭文字を取ったものである。まずは自分自身の心の土台を整えることに始まり(Wellness:整える)、「承認」と「傾聴」のスキルを磨く(Empathy:共感する)。その次の段階として、部下のパーパスを引き出し、組織目標と接続させ、自走する人材を育成する(Ask:問う)。そして、会社のパーパスを部門の言葉に翻訳し(Vision:意訳する)、違いを恐れず、対話を通じて共に創る文化を育む(Engage:つなぐ)。リーダーがこれらを実践することで、「共創リーダー」へとレベルアップすることができると、著者は説く。

■ 著者は大手精密機器メーカーや外資系総合プロフェッショナルファームなどで大規模な企業変革を経験し、「どれだけ戦略を磨いても、人は “心で納得” しなければ動かない」との考えにたどり着いたという。本書では、そんな著者の経験や学びをWEAVEという独自の手法としてまとめている。部下が自ら考え動き、そして「共創」へとつながるリーダーシップについて、本書を通じて学んでみてはいかがだろうか。

コーチングスキルで伸ばすリーダー力 「DLQ:対話知能指数」を5つのステップ「WEAVE」で高めて目指す共創リーダー

内容紹介
品質が100点のものをただ作っていればよい時代は終わった——。

求められるのは、組織構造の抜本的改革。

DLQ(Dialogue Quotient:対話知能指数)を5つのステップWEAVE(ウィーブ)で伸ばして、共創リーダーに変われば、あなたの部下もチームも自然に動きます。

新時代のリーダー必携のこの本で、あなたの変革エンジンに火をつけて、組織をスパイラルに進化させます。