株式会社ポールスターコミュニケーションズ 代表取締役、人材育成コンサルタント
B6判/224ページ/1600円+税/明日香出版社
BOOK REVIEW ―人事パーソンへオススメの新刊
■ 本書は明日香出版社による「一流、二流、三流シリーズ」の最新刊である。職場で必要な「教え方」を主題に、部下のやる気を引き出し、部下が主体的に動けるようになる指導法を、一流、二流、三流の比較を通して解説する。
■ 例えば、部下を持ったとき、三流は “部下と話すのは無駄” と考え、二流は “とりあえず” 教え方を学ぶ。しかし、一流は「教え方」というスキルを身に付ける前に、部下との「関係づくり」を大切にするという。本書は「教え方の基本」「関係性のつくり方・個性の伸ばし方」「部下が自分で動く教え方」「やる気の高め方・評価の仕方」「シーン・タイプ別の教え方」「教え上手の心得」の六つのChapterに分かれており、さまざまなテーマシチュエーションにおける一流の教え方を取り上げるとともに、二流・三流との違いがどこにあるのかを掘り下げる。“部下とのコミュニケーション” “指示の伝え方” “反抗的な部下” への対応——自分自身ならどう動くか考えながら読むと、より実践的な学びが深まるだろう。
■ 本書には、元中学・高校教師であり、人材コンサルタントとして幅広い年代のビジネスパーソンと関わってきた著者により、「教え方の最適解」が凝縮されている。これを知らないまま、自己流、あるいはかつて自分を育ててくれた上司を踏襲したスタイルで人材育成をしているケースも多い。育成に悩みを抱える管理職や、これからマネジメントを目指す人材が、部下のモチベーションを上げ、相手の理解を深める伝え方や、部下との効果的なコミュニケーションの取り方を学ぶのにぴったりの一冊だ。
内容紹介 本書は、次のように悩むすべての上司に向けて書きました。
部下指導において、「教え方の最適解」を知っていますか? <本書でわかること>
本書で、「教え方の最適解」を知ることで、あなたの部下はみるみる動きだし、チームの成長を実感できるはずです。 |