2012年03月01日掲載

人事業務のアウトソーシング活用実態 - アウトソーシング未利用企業における今後の利用意向

 
 Q9  貴社における今後の人事関連業務のアウトソーシングに 関するお考えとして、当てはまるものをお答えください。
 

 ここでは、アウトソーシングを利用していない企業(100社)に対して、今後の利用意向を探ってみた。

 
 ■ 全 体
 

 今後の利用意向では「分からない」が44.0%で最も高く、「利用したいと思わない」と明確に利用を否定したのは37.0%だった。「利用したい」は19.0%にとどまった[図表19]

 
 ■ 規模別
 

  「利用したい」は3000人以上が33.3%で、他の規模よりも高くなっている。一方、「利用したいと思わない」は、300~999人で45.9%に達している。

人事関連業務におけるアウトソーシングに関するアンケート調査
労務行政研究所 編集部調査
本調査における「アウトソーシング」とは、単発的に業務を外注したり、派遣社員に業務を依頼するようなものではなく、年間単位など継続的に業務の一部または全部を外部(他社)に処理させるために委託し、委託業務の運営管理は自社以外の場所(他社)において行うものを指す。また、グループ内企業であるシェアードサービス会社へのアウトソーシングは含むが、シェアードサービスセンターのような社内の一組織で業務を行うようなものは含まない。