2026年09月25日発行 労政時報本誌  4126号 134頁

契約社員に業務のやり方を教えない等の嫌がらせをしていた社員に対し、退職勧奨をすることは問題か

(退職関係)

 ある部署で、契約社員が労働契約期間満了を待たずに退職を申し出るケースが立て続けに生じました。いずれも「家族の介護」「本人の病気」等が理由でしたが、理由にやや疑問があったため、職場の同僚に状況を尋ねたところ、「本当の理由は、社員のAさんが入社した契約社員にいつも業務のやり方をきちんと教えないため、ミスが頻発し、結果的に能力不足と判断され、仲間外れになることが原因」という話でした。当該部署の上司は、「契約社員の業務指導等については、Aに任せていた」と話しており、社員Aは「嫌がらせをしていた事実はない」と否定しています。小規模の会社なので異動も難しく、社員Aのこうした行動は問題があるため、社員Aには辞めてほしいのですが、社員Aに退職勧奨をしてもよいでしょうか。
(大阪府 S社)

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