2026年08月14日発行 労政時報本誌  4124号 062頁

特集3:本誌特別調査

2026年度決定初任給の最終結果

79.4%が初任給を「全学歴引き上げ」。
大学卒の水準は25万6853円で前年度比4.9%の上昇

労務行政研究所

2026年度の決定初任給について、当研究所では4月9日までに回答があった東証プライム上場企業205社の速報集計を行い、第4119号(26. 5. 8/ 5.22)で紹介している。その後、6月23日までの回答に基づき、東証プライム上場以外の企業も含めた最終的な集計を行った。
本調査では、初任給を全学歴引き上げた企業は79.4%であった。25年度からは減少したものの、引き続き初任給額は大幅な上昇傾向にあるといえる。若年労働力人口の減少に伴う新卒採用競争の激化や、継続する高水準の賃上げなど、初任給の決定をめぐる状況は大きな転換点にある。大学卒以上では30万円を超える初任給額の設定も珍しくなく、以前と比べて世間相場がつかみにくくなっている。本調査が初任給の動向を把握する一助となるだろう。

この記事は有料会員限定です。