2026年03月13日発行 労政時報本誌  4115号 051頁

特集2

「惜しまれる離職」を防ぐために、自社の人事データをどう読み解くか

人事データ分析の視点から考える、
離職要因の事前把握方法と効果的な対策の進め方

若手社員の早期離職や優秀人材の流出が多くの企業で経営課題として顕在化する中、人材の定着は経営の持続性を左右する重要なテーマとなっている。各種のサーベイや退職者ヒアリングを通じ、離職理由の分析を試み、離職防止対策を検討している担当者もいるだろう。しかし、離職は給与や年齢といった単一の要因で説明できるものではなく、仕事のやりがいや上司との関係、組織への愛着など、複数の要因が絡み合って生じる現象である。また、組織体制や企業風土による違いもある。
そこで本記事では、株式会社ビジネスリサーチラボの伊達洋駆氏に、経営学・心理学の研究知見を踏まえながら、離職を防ぐために人事担当者が押さえるべき「自社の人事データの読み解き方」を解説いただいた。属性データ、パフォーマンスデータ、心理データをどのように収集・分析し、施策へとつなげていくのかを整理することで、担当者の勘や経験に依存しない、根拠ある離職対策の考え方を提示する。

伊達洋駆氏 伊達洋駆
だて ようく
株式会社ビジネスリサーチラボ 代表取締役

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