2025年12月12日発行 労政時報本誌  4110号 075頁

特集3

「感情労働」化するマネジメント業務への支援・解決策

メンバーのケアの重要性が高まる中で、
マネジャーの役割をどう設計し直すか

近年、マネジメント業務が高度化・複雑化し、負荷が高まっていることは多くの調査・研究が指摘している。その中でも、まるでカウンセラーのようにメンバーを「ケア」することがマネジャーに求められ、マネジメント業務が「感情労働」化している点は、過剰負荷の一因になっているといえる。このようにマネジャーの役割は大きく変容している一方で、マネジャーに対して十分な支援を実施できていない企業は多いだろう。
そこで本記事では、リクルートワークス研究所の筒井健太郎氏に、マネジメントの質的転換をもたらしている要因を整理いただくとともに、負担を軽減するための解決策について解説いただいた。

筒井健太郎氏 筒井健太郎
つつい けんたろう
リクルートワークス研究所 研究員

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