モチベーション管理の重要性と低下の要因、三つの向上策
働き手の高齢化が進む中、ミドル・シニアのモチベーション管理は、企業の持続的成長に不可欠といえる。ミドル・シニアは豊富な経験と知識を保有しており、これらを生かせる環境を社内に整備すれば、業務の安定運営や若手の育成に大きく貢献するであろう。一方で、昇進機会の減少や役割の固定化により、意欲を失ってしまうリスクもある。こうした課題を放置しては、生産性や職場の活力が大きく損なわれることにもなりかねない。
本記事では、ミドル・シニアの意欲を引き出すための実践的なアプローチについて、株式会社社会人材コミュニケーションズ代表取締役社長の宮島忠文氏と株式会社日本総合研究所の小島明子氏に解説いただいた。

みやじま ただふみ
株式会社社会人材コミュニケーションズ 代表取締役社長
中小企業診断士・MBA(社会的企業のビジネスモデル研究)