2025年03月28日発行 労政時報本誌  4095号 012頁

特集1

人事評価制度をどう見直すか

一人ひとりの働きを適切に評価するため、
制度設計・運用方法で改善すべきポイント

基幹人事制度の一つである評価制度は、従業員の業績や能力、行動などについて査定を行い、報酬や昇降格・配置等に反映させるための仕組みである。評価制度がうまく機能すれば、従業員のモチベーションや生産性が向上し、結果として企業全体の業績にも好影響を与える。一方で、運用がうまくいかない場合には、従業員の達成意欲や能力の向上が図られず、離職率の増加等の悪影響を招くおそれもある。評価制度を適切に設計して運用することは、人事部にとって大きな課題の一つともいえるが、業務の高度化・専門化や働き方の変化といった考慮すべき要素も多くあり、自社の組織風土に合った評価制度の設計や運用方法について悩みを抱えている担当者も多いのではないだろうか。
そこで本特集では、評価制度の改定や運用力向上に取り組む2社の事例を取り上げるとともに、後段では、評価制度の運用力を高めるポイントについて、株式会社フィールドマネージメント・ヒューマンリソースの野崎洸太郎氏に解説いただいた。

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