第12回 労働条件の明示
「労働関係法律―基本解説」は、労働基準法をはじめとする労働関係法律の基本事項について、実務面での留意点を解説する不定期シリーズ企画である。人事担当者にとって、労働時間、賃金、解雇など実務上触れる機会が多く、解釈などで課題になる項目を法律の条文とは順不同で説き起こしていく。今回は第12弾として「労働条件の明示」を取り上げた。
目 次
1.労働条件明示義務2.労働条件を明示すべきタイミング
3.労働条件を明示する方法
4.労働条件明示義務の違反の効果
5.労働条件の明示において実務上留意すべきポイント
基本解説シリーズの前回掲載
第11回「諸手当、賞与、退職金」 第4082号(24. 8. 9/ 8.23)

しみず みさえ
弁護士・ニューヨーク州弁護士(長島・大野・常松法律事務所)