経済産業省「2023年企業活動基本調査(2022年度実績)」から試算した部門別実態
労務行政研究所
人事分野では、経営効率の向上と人材の質的・量的配置の最適化は不可分の関係である一方、部門・部署別の適正な人的バランスを見いだすことは難しく、比較可能な指標も限られている。そこで当研究所では、企業活動に関するさまざまなデータを調査している経済産業省の「企業活動基本調査」を基に、企業の本社における間接部門の構成比を試算した。本調査では、企業における部門ごとの従業者の割合が算出でき、自社の間接部門における従業者数の適正性を検証する際の指標となる。大規模な調査だけに確報値の最新が2022年度と時点が古いが、他に類似の資料が少ない有用なデータといえる。