2026年10月14日  共同通信社

勤務間休息、義務化求める 労政審分科会、労働側

 労働基準法改正に向けて議論する労働政策審議会の分科会が14日、東京都内で開かれた。長時間労働を防ぐため、終業から翌日の始業まで一定の休息を設ける「勤務間インターバル制度」について労使の代表らが議論した。制度を導入しているのは一部の企業にとどまっており、労働側は一律の義務化が必要だと訴えた。
 厚生労働省によると、海外では11時間のインターバルを義務付けている国もある。日本では2019年4月から努力義務となり、過労死防止大綱は導入企業を15%以上にする目標を掲げるが、国の調査で導入企業は6・9%にとどまる。
 分科会には、複数の労働組合や企業の幹部らが委員として参加。企業側の委員は「まずは過労死防止大綱の目標達成を目指すなど、機運醸成や周知強化に努めるべきだ」と述べた。
 この日はほかに、業務時間外の連絡や指示をなくす「つながらない権利」なども論点となった。
(共同通信社)