働く人の63%が職場でハラスメントを受けた経験があることが2日、総合人材サービス会社「エン」(東京)のアンケートで分かった。被害に遭った人の31%が「誰にも相談していない」と答えた。エンの担当者は「被害を訴えづらいという社風が残っている会社が多い。経営者が、ハラスメントを撲滅しようと本気で方針を示す必要がある」と指摘した。
どんなハラスメントを受けたかとの質問に対して(複数回答可)、「パワハラ」が90%と最も多かった。次いで「セクハラ」が21%、顧客からの著しい迷惑行為「カスハラ」が19%、妊娠・出産・育児休業への嫌がらせ「マタハラ」が3%。
誰に相談したかを尋ねたところ(複数回答可)、上司が32%、同僚が25%、家族が19%、先輩が15%だった。
誰にも相談しなかった人に理由を聞くと「解決にならないと思った」が最も多かった。
ハラスメントのない職場にするため企業にしてほしい対応は(複数回答可)、「相談窓口の設置」が43%、「ハラスメントの実態調査」41%、「風土の改革」39%など。
調査は8月に実施。1955人が回答した。
(共同通信社)
2025年11月02日 共同通信社