厚生労働省が31日発表した9月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月と同じ1・20倍だった。総務省が同日発表した完全失業率(同)も前月と同じ2・6%だった。
有効求人倍率は、ハローワークの求職者1人当たり何件の求人があるかを示す。都道府県別では、最高は福井の1・81倍で、最も低いのは北海道と大阪と福岡の1・02倍。有効求人数は前月比0・7%減、有効求職者数は0・8%減だった。
厚労省の担当者は「人件費の高騰などを受け、求人に慎重な動きが続いている」と述べた。
9月の完全失業率を男女別で見ると、男性は2・7%、女性は2・4%。完全失業者数(同)は前月比2万人増の181万人だった。総務省の担当者は「就業者数も増加しており、雇用情勢は引き続き悪くない認識だ」と説明した。
「定年または雇用契約の満了・勤め先や事業の都合による離職」も前月と同数の43万人、よりよい仕事を求めて転職などをする「自発的な離職」も前月と同じ77万人、働いていない人が職を求める「新たに求職」も前月と変わらず48万人だった。
(共同通信社)
2025年10月31日 共同通信社