短時間・単発の仕事「スポットワーク」を巡り、急なキャンセルなどのトラブル相談が相次いでいるとして、厚生労働省は4日、アプリを通じて働き手が応募した時点で労働契約が成立するとの考えに基づき、注意事項をまとめたリーフレットを公表した。
リーフレットは労働者向けと雇用主向けがあり、ホームページ(HP)で公表。通勤や仕事中のけがなどは労災保険給付を請求できることや、雇用主の事情によるキャンセル時には、休業手当を支払う必要があることが盛り込まれている。
厚労省は同日、紹介事業者でつくるスポットワーク協会に対し、適切な労務管理についての協力依頼を行った。これを受け、大手のタイミーはHPで対応を公開した。
(共同通信社)
2025年07月04日 共同通信社