24年求人倍率3年ぶり低下 失業率は0・1ポイント改善

 厚生労働省が31日発表した2024年平均の有効求人倍率は前年を0・06ポイント下回る1・25倍で、3年ぶりに低下した。総務省が同日公表した24年平均の完全失業率は、前年より0・1ポイント低い2・5%で2年ぶりに改善した。
 有効求人倍率はハローワークの求職者1人当たり、何件の求人があるかを示す。24年12月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から横ばいの1・25倍。完全失業率(同)は0・1ポイント低下の2・4%で、3カ月ぶりの改善だった。
(共同通信社)