多様な働き方を効果的に支える雇用のセーフティネットの構築、
リ・スキリング支援の充実など「人への投資」の強化を図る
第213回国会で成立した、雇用保険法等の一部を改正する法律および子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律のうち、主に雇用保険法に関連する部分の概要について、厚生労働省職業安定局の担当官に解説いただいた。
雇用保険等の一部を改正する法律では、多様な働き方を効果的に支える雇用のセーフティネットを構築し、「人への投資」の強化を図るため、
・雇用保険の適用拡大
・教育訓練やリ・スキリング支援の充実
・育児休業給付に係る安定的な財政運営の確保
――等の措置を講ずることとされた。
また、子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律により、雇用保険法の一部が改正され、出生後休業支援給付の創設(育児休業期間中の給付の拡充)、育児時短就業給付の創設等が定められた。
なお、同じく第213回国会で成立した育児介護休業法の改正内容については、第4085号(24.10.11)で紹介予定である。