5月求人倍率1・24倍 2カ月連続低下 厚生労働省が28日発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・02ポイント下回る1・24倍で、2カ月連続で低下した。求職の増加が求人の増加を上回ったためで、厚労省の担当者は「より良い処遇を求めて転職や副業を始める人が増えている」とみている。 総務省が同日発表した5月の完全失業率(季節調整値)は、前月と同じ2・6%だった。 都道府県別の有効求人倍率は、最も高い東京都が1・75倍。最も低いのは神奈川県の0・92倍だった。(共同通信社)