2024年01月12日発行 労政時報本誌  4070号 112頁

パニック障害を発症した営業社員の復職に向けて、どのような対応が適切か

(メンタルヘルス関係)

 1カ月前、顧客先で商品のプレゼンテーションを行っていた営業社員が突然めまいとどうを訴え、途中退席しました。その後、出社が困難となり、病院で「パニック障害」の診断を受けたとの連絡がありました。現在は休職中で、当人は原職復帰を希望していますが、現時点で「電車に乗ることができない」「以前のように客先でプレゼンテーションをする自信がない」とのことです。営業社員は頻繁な外出や出張に加え、客先での折衝など対人関係の業務が多く、原職復帰は難しいと考えられる一方、他部署に異動させても疾病の状況を周囲に伝えて理解を得ることが必要と思われます。そこで、復職に当たり病名など本人の個人情報の取り扱いをどうするか、今後どのような対応が適切か等、留意すべき点についてご教示ください。
(東京都 K社)

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