第7回 変形労働時間制
「労働関係法律―基本解説」は、労働基準法をはじめとする労働関係法律の基本事項について、実務面での留意点を解説する不定期シリーズ企画である。人事担当者にとって、労働時間、賃金、解雇など実務上触れる機会が多く、解釈などで課題になる項目を法律の条文とは順不同で説き起こしていく。今回は第7弾として労働基準法から「変形労働時間制」を取り上げた。
※「フレックスタイム制」については第4回(『労政時報』第4055号-23. 4.28)参照。
目 次
1.変形労働時間制の概要2.変形労働時間制の適用制限
3.変形労働時間制で定められた就労時間・就労日の変更
4.変形労働時間制における時間外・休日労働
5.中途入社、途中退職の場合について

あべ よしかず
パートナー弁護士(森・濱田松本法律事務所)