2023年01月31日  共同通信社

看護師自殺労災再び認めず 札幌高裁が控訴棄却

 北海道釧路市の釧路赤十字病院に勤めていた看護師村山譲さん=当時(36)=が2013年に自殺したのは、職場でのパワーハラスメントが原因として両親が国に労災認定を求めた訴訟の控訴審で、札幌高裁は31日、請求を棄却した一審釧路地裁判決を支持し、原告側の控訴を棄却した。
 大竹優子裁判長は判決理由で、一審判決に続きパワハラを認めず、村山さんが13年6月中旬ごろに発症した適応障害についても「業務起因性は認められない」とした。
 昨年3月の一審判決によると、村山さんは13年4月に同病院に就職し、同9月に自殺した。遺族は15年に釧路労働基準監督署に労災申請したが認められなかった。
(共同通信社)