2022年03月29日  共同通信社

TDLパワハラ、賠償命令 ショー出演女性、千葉地裁

 東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)でショーに出演していた女性契約社員(41)が、職場でパワーハラスメントを受けて体調を崩したとして、運営会社「オリエンタルランド」に330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、千葉地裁(内野俊夫裁判長)は29日、88万円の支払いを命じた。
 訴状によると、女性は2008年4月に雇用され、着ぐるみを着てショーなどに出ていた。13年ごろから、上司らに「死んでしまえ」などの暴言を吐かれるパワハラを受け、心療内科に通うようになったと主張している。
 女性は18年7月に提訴した。女性側によると、オリエンタルランドはパワハラではなかったとして請求棄却を求めていた。
(共同通信社)