職場情報提供サイト(日本版O-NET)

公開日 2020.5.20 深瀬勝範(Fフロンティア 代表取締役・社会保険労務士)

職場情報提供サイト/日本版O-NET(しょくばじょうほうていきょうさいと/にほんばんおーねっと)

 職業を適性、知識、スキルなどの観点から分析し、その結果に基づいて、個々の職業の解説および数値データを提供するwebサイト。2020年3月19日に厚生労働省が開設したもので、紹介されている職業は約500に及ぶ。米国労働省が保有する職業情報データベース(O*NET)をモデルとしており、「日本版O-NET」とも呼ばれる。(「O-NET」とは「The Occupational Information Network」の略。)。
 職業情報が「見える化」されているサイトを閲覧することにより、求職者は自分に最適な職業を選択すること、およびこれから必要となる「学び」について知ることができる。また、企業は求める人材を獲得するために必要な労働市場情報を把握することが、キャリアコンサルタントなどの専門家は求職者や企業に的確な支援を行うことが、それぞれ可能になる。
 このサイトの主な機能として、次の四つが挙げられる。

(1)職業検索機能

スキル・知識、職業分野などさまざまな切り口から職業を検索できる。それぞれの職業に従事する人の働く様子をコンパクトにまとめた紹介動画も備え付けられており、それを視聴することによって職業の内容を視覚的に把握することもできる。

(2)キャリア分析機能

自分のスキルなどを整理した「しごと能力プロフィール」を作成し、希望する職業との適合度を参照すること、およびこれから必要な「学び」を知ることができる。

(3)人材採用支援機能

求める人材の職務要件(仕事内容、必要なスキルや知識など)を明確化することができる。

(4)人材活用シミュレーション

現状の人材と将来あるべき人材の姿を客観的に比較でき、人材の配置、教育訓練などの検討ができる。

 《関連情報》厚生労働省「職業情報提供サイト(日本版O-NET)」