公開日 2016.9.23 深瀬勝範(Fフロンティア 代表取締役・社会保険労務士)
ミートアップ(みーとあっぷ)
集合時間と場所を決めて特定のテーマに関心を持つ人々が集まり、熱心に話し合うことによって、各自が有益な情報を持ち帰り、その後の活動に結び付ける実践的なセッション形式。インターネット上の媒体などを使って幅広く参加者を募り、5~30名程度で、街中のカフェなどを使い、打ち解けた雰囲気の中で行われることが多い。
通常の勉強会やセミナーと異なり、気軽に参加できること、または、さまざまな立場の者が本音で話し合えること等から、情報・意見交換の場として注目されるようになり、現在は、スマートフォン等を使ってミートアップの参加者を募るアプリも開発されている。
経済産業省では、2015年頃から、ベンチャー企業等の交流会やダイバーシティ経営の実践手法等を紹介するセミナー等でミートアップ形式を取り入れている。
また、企業においても、部署や役職に関わらずに参加希望者が集まり、特定のテーマについて意見交換を行うミートアップを行うようになってきている。ミートアップは、若手従業員が参加しやすい、自主参加であるため参加者全員が熱心に議論する等のメリットがあるため、今後は社内コミュニケーションの活性化策として取り入れる企業が増えるものと見込まれている。