標準偏差

公開日 2008.10.06 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社



●データの散らばりの度合いを示す指標。

●各データと平均値との差(「偏差」)を二乗したものの平均を「分散」といい、分散の平方根を「標準偏差」という。標準偏差が大きいほど散らばり度合いが大きいことを、逆に0に近いほど散らばり度合いが小さいことを示す。なお、標準偏差が0の場合は、偏差が0ということであり、すべてのデータが同じ値ということになる。

●正規分布となっている場合、平均値や分散にかかわらず、「平均値±σ」の区間にデータが入る確率は約68%、「平均値±2σ」の区間にデータが入る確率は約95%となる。平均値と標準偏差が分かれば、あるデータが全体のどのあたりに位置しているのか、およその見当をつけることができる。



■関連用語
 平均値
 正規分布